シンフォニアから出ている本です。
原著の題名は
Walter Kolneder 著
Harmonielehre für Geiger
und Spieler anderer Melodieinstrumente
バイオリン奏者とほかのメロディー楽器の奏者のための、和声学。
てことですね。
譜例はバイオリンのエチュードやらなんやらです。
Kolnederさんご自身がバイオリン奏者でもあったそうで、
いわゆる作曲科の先生方が書かれた和声の本とはちょっと違う雰囲気です。
翻訳ものなのでとっつきやすいかどうかはわかりませんが、
弦楽器や管楽器奏者だけでなく、声楽の方にももしかしたら、
参考になるのではないかと思います。
和声外音の説明もたくさんあるのがよろしいです。
やっぱ Vorhalt は掛留なんだよなぁ、なんて思いながら読み進めていたら、
・・・にも同様の非和声音の使い方が見られる。これらの音を掛留と呼ぶか、半音階・補助音と呼ぶかという論争(全く取るに足らない)が古くから理論家の間にある。ただ1つ区別できる点は、非和声音には拍の上に来るものと拍の前に現れるものがあるということである。
なんて37ページに書いてあったので、思わず拍手喝采してしまいました!
そうだよそうだよ何音なんて区別しきれなくてもいいのだよ。
原著も欲しいな〜なんて思っています。
図書館にあるからとりあえず新学期になったら借りてこようっと。

